そういえば、ずーっと同じ洗い方していませんか？

皮脂膜と角質層はバリア機能を担い体の中に異物を進入させないたいせつな防御壁。

洗いすぎると皮脂は少なく摩擦により角質層は薄くなります。

角質層に皮脂を留めバリア機能を保つことが肌を健康に導きます！

かゆいのは汚れているワケぢゃない！

皮脂は弱酸性。殺菌作用があります。あなたのお肌を健康に保ちます。しかし、洗いすぎによるバリア機能の低下は、お肌の悪玉菌が増え、かゆみ肌になります。爪を立てかくと、角質層はうすくなり、肌コンディションが低下します。とくに気温の低い冬場は、皮脂の分泌が少ないです。湯洗いだけでも、十分にお肌の汚れは洗えています。

毎日、泡泡で洗っちゃダメです。上手に洗って、肌コンディションを上げましょう。

頭皮にかゆみをお持ちの方に、このお話をお伝えしました。２週間ほど湯シャンで過ごされ、１ヶ月後の再来店時には頭皮がキレイに回復していました。

【皮脂の分泌量について】

お肌を守る皮脂の分泌量は、年齢とともに、男性より女性のほうが、気温の低い冬は、少なくなります。

【角質層の厚さ】

ラップ一枚分の角質層は4週間でつくられます。手洗いなどで、丁寧に洗っても、水分をタオルでごしごし拭きとっちゃだめ！タオルを肌にあて、抑えるように水分を取りましょう！ぬれている角質は、はがれやすいです。

【カイケツです】

薄くなった角質層が、本来の厚みを取り戻すと、お肌のバリア機能も上手に回復していきます。習慣で何気なく続けていたことが、お肌のトラブルの原因になっている場合は、お肌のお手入れを見直してみてください。